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畑中浩一社長 |
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新たな“あかり社会”創出
無電極照明「エバーライト150」や次世代照明器具として期待されるLED(発光ダイオード)照明の高出力化など、省エネ・長寿命商品の開発を積極的に推進している。環境調和型商品の全製品に対する販売比率は2003年度、50%を超えた。このうち「エバーライト150」は従来の水銀灯に比べ、寿命が約5倍の6万時間、効率(エネルギーあたりの明るさ)も約71%向上した。
LED照明については40ワット白熱電球と同等の明るさで約4万時間の長寿命化を実現したほか、消費電力も約10分の1に低減し、あわせて業界最高レベルの小型・軽量化も実現するなど、環境負荷の少ない新たな“あかり社会”の創出に意欲的に取り組んでいる。また二酸化炭素(CO2)の固定化に寄与するケナフ繊維ボードを木造住宅の構造用壁下地材などに活用する量産化技術も確立し、今後本格的な事業展開に乗り出す。03年11月末には国内外製造ラインの無鉛はんだ化も実現した。
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約6万時間の長寿命・省エネを実現した「エバーライト」 |
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