アジピン酸製造工程で温室効果ガス50%削減
日本の6%目標はるかに超える成果
総合化学メーカーとして、レスポンシブル・ケア(環境・安全・健康に配慮した自主的活動)を中心に、グループ各事業会社がそれぞれの事業特性に合った独自の取り組みで環境との調和をめざしている。
とくに地球温暖化の防止では二〇〇四年度、ナイロンなどの原料となるアジピン酸の製造工程で温室効果ガス排出量を一九九〇年度より50%まで削減し、日本の6%削減目標をはるかに超える成果を上げた。
環境に配慮した製品・製造技術の開発に努める一方、親子で楽しみながら取り組むエコ生活支援プログラムを提供するなど、環境をテーマにした次世代育成や社会貢献にも積極的に取り組む。
|
 |
ナイロンなどの原料となるアジピン酸の製造工程では、温室効果ガスの亜酸化窒素を分解する装置により、排出量を半減させた(旭化成ケミカルズ延岡製造所、宮崎県延岡市) |
|